

【フジロック2026】PYRAMID GARDEN -Beyond the Festival- にキャンピングカーで参戦して、苗場スキー場で車中泊してきた
26歳からキャンピングカーに乗りはじめて8年目!バンライフ・車中泊について、初心者の頃に知っておきたかった情報や知識を記事で発信しています。平日はスタートアップを経営しつつ、週末は全国へ出かけてます。愛車はモビラボで製造しているバンコン「SAny.VAN」。海の目の前で朝目覚めるのが好きです。
フェスにキャンピングカーで行くと、何が変わるのでしょうか。
雨が降れば車内でひと休み。濡れた服や靴を乾かし、夜はそのままベッドへ。朝になれば、ドアを開けた先がもう会場です。
2026年7月18日・19日、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開かれた「PYRAMID GARDEN -Beyond the Festival-」。
今回は愛車のハイエースキャンパー「SAny.VAN」を会場に展示し、出展者として2日間を過ごしました。
2年前は来場者として歩いた場所に、今度は自分のクルマを並べる。不思議な気分です。音楽、キャンドル、乗馬、スポーツ、そして被災地支援。雨の苗場で実感したキャンピングカーの快適さと、ピラミッドガーデンならではの一体感をレポートします。
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「PYRAMID GARDEN 2026」は音楽・自然・キャンプを一度に楽しむ2日間
「PYRAMID GARDEN -Beyond the Festival-」は、FUJI ROCK FESTIVALの人気エリア「PYRAMID GARDEN」を、フジロック開催の1週間前に単独で楽しめるイベントです。
2025年の初開催に続き、2026年は7月18日・19日の2日間、苗場スキー場の特設エリアで開かれました。主催はPYRAMID GARDEN実行委員会、共催はFUJI ROCK FESTIVAL。CANDLE JUNEさんがディレクションを手がけています。
会場にあるのは音楽ステージだけではありません。キャンプ、マーケット、キャンドル作り、ヨガ、乗馬、ディスクゴルフ、釣り、サウナ、フォークダンスなど、子どもから大人まで参加できる体験が用意されていました。
2026年の2日通し券は7,000円、オートキャンプ駐車券は1台5,000円。通常の駐車券でも全幅2.3m・全長6m以内のキャンピングカーは利用できますが、クルマの外に椅子やテーブル、オーニングを出して過ごす場合は、オートキャンプ駐車券が必要です。
公式サイトが掲げるテーマは、"苗場の自然と文化に触れる「学び」と「つながり」"。観るだけではなく、自分から参加するほどおもしろくなるフェスでした。
なお、7月24日から26日のFUJI ROCK FESTIVAL'26でも、PYRAMID GARDENはオープンします。駐車券やキャンプのルールは単独開催と異なるため、公式サイトを確認してください。
前夜の仮眠から展示まで、SAny.VANが旅と会場をつないでくれた
苗場へ向かったのは、イベント前日の金曜日です。
高速道路を走っている途中、急に雨脚が強くなりました。新潟県に入るころには落ち着き、日付が変わったあとに湯沢町へ到着。翌朝に備えて6時間ほど休憩を取りました。
外の気温は24℃ほど。大がかりな設営は必要なく、運転席から後ろへ移ればすぐ寝床に入れるのが、SAny.VANの気楽なところです。
翌朝、苗場スキー場へ。2年前に来場者として訪れた場所へ、今回は出展者として入っていきます。
展示場所にクルマを停め、車内を整えれば準備はほぼ完了。体感では30秒ほどでした。テントや大きな什器を組み立てなくても、クルマそのものが展示スペースであり、休憩室であり、夜の寝室にもなります。
移動と滞在がひとつにつながるバンライフのよさを、イベントの始まる前から感じました。
雨のフェスでは、キャンピングカーが「動く休憩室」になる
1日目は小雨が降ったり止んだり。会場を歩いているあいだは、苗場の緑が雨に濡れてきれいでしたが、服や靴は少しずつ湿っていきます。
そんなとき、すぐ戻れる車内があるだけで安心感が違いました。昼食を終えたあとはSAny.VANへ戻り、雨音を聞きながら休憩。人の多い会場でも、ドアを閉めれば自分だけの空間になります。
座って体を休めたり、荷物を置いたり、着替えたりできるのは、キャンピングカーでフェスに参加する大きなメリットです。
夜は、FFヒーターと呼ばれる車内用の燃焼式ヒーターで車内を暖めました。濡れた服や靴も翌朝には乾き、冷えた体もぽかぽかに。深夜1時を過ぎていましたが、ベッドに入るとすぐに眠れました。
苗場は標高が高く、夏でも天候や寒暖差が変わりやすい場所です。イベント公式サイトでも、雨風による低体温症や野生動物など、自然のリスクへの注意が呼びかけられています。
レインウエアや着替えを用意することはもちろん、雨に濡れたあとに戻れる「動く部屋」がある。キャンピングカーは晴れの日だけではなく、天候が崩れたときにこそ頼れる存在でした。
キャンドル、乗馬、スポーツ。音楽の合間にも遊びが尽きない
会場へ入って最初に体験したのは、色とりどりのジェルワックスを使うキャンドル作りです。
好きな色を切ってグラスに入れ、透明なワックスを注いで完成。仕上がりがよく、勢いでもう1個作りました。偶然にも、2週連続でキャンドル作りを体験したこともあり、私のなかでは静かなキャンドルブームが始まっています。
ピラミッドガーデンの限定Tシャツに着替え、手作りのガラス作品も購入。少しずつ自分の装いまで会場になじんでいきました。
次は、新潟県の養老牧場・松原ステーブルスによる乗馬体験です。会場を歩いている馬を見た瞬間は、思わず「野生の馬が来た」と勘違いしました(笑)
私が乗せてもらったのは、ミキティという女の子。背中にまたがると、想像していた以上にあたたかく、ゆっくり進む時間にも癒やされます。
そして、苗場食堂さんで購入させていただいた、新潟の郷土料理である、きりざい飯とけんちん汁を完食。せっかくだから地元ならではのものを食べたいという私にとって、最高のランチになりました。
その後はディスクゴルフや、移動式ゴールでのフリースローチャレンジにも参加しました。元バスケットボール部として、久しぶりのシュートが入ったのはうれしいところ。音楽の合間に体を動かせるので、ステージを観続けるフェスとは違う楽しみ方ができます。
キャンプファイヤーの夜に知った、みんなでつくるフェスの意味
日が暮れると、会場の空気は一変しました。音楽とフォークダンスのあと、キャンプファイヤーに火がつきます。木々のなかで回るミラーボール、焚き火、食事を楽しむ人たち。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、本当に天国のような景色でした。
ここで印象に残ったのが、ディレクターを務めるCANDLE JUNEさんの言葉です。
ピラミッドガーデンには、ただサービスを受け取る「お客さん」がいるのではない。
出演者、出店者、スタッフ、協賛企業、チケットを買って訪れた人まで、全員が作り手として参加してほしい。
そんな想いが、3回のトークを通して語られていました。
会場には、能登や福島、熊本などで続けてきた復興支援活動につながる仲間や商品も集まっています。
LOVE FOR NIPPON CAFÉで食べた能登たいやきは、もっちりした生地がおいしく、気づけば2回購入していました。
おいしいものを食べ、音楽を聴き、買い物を楽しむ。その時間が、別の地域で暮らす誰かの力にもなる。
支援を特別な行動として切り離すのではなく、楽しさのなかに自然に組み込むイベントのあり方が、とても素敵だと感じました。
車中泊の楽しさは、もしもの備えにもつながっていく
2日目の朝は、前日の雨がうそのように晴れました。
会場では、オーガナイザーTaccoさんによるヨガが開催。大自然に包まれながらのヨガは、イベントで疲れた身体がほぐれ、参加者たちの清々しい笑顔が印象的でした。
その後は、世界で活動するダブルダッチチーム「HARIBOW」のパフォーマンスを見て、2日間のイベントはクロージングへ向かいました。
今回、SAny.VANは展示車であると同時に、移動手段、休憩室、乾燥室、寝室でもありました。
普段は楽しいレジャーとして使っているキャンピングカーですが、電源や暖房があり、横になって休める車内は、災害などで自宅を離れなければならないときには「動くシェルター」にもなり得ます。
もちろん、所有しているだけで備えになるわけではありません。日ごろから実際に使い、どこに何を収納しているか、電気をどれくらい使えるか、暑さや寒さにどう対応するかを知っておくことが大切です。
フェスへ行く。雨のなかで泊まる。翌朝、濡れた靴が乾いていることにほっとする。そんな楽しいバンライフの積み重ねが、もしものときに慌てないための経験にもつながるのだと思います。
「PYRAMID GARDEN -Beyond the Festival-」は、音楽を聴くだけではなく、人や地域とつながり、自分もイベントの一部になれる2日間でした。
フジロックへ行く人はもちろん、自然のなかで音楽とキャンプをゆっくり楽しみたい人にもおすすめです。
今回の出展と車中泊の様子は、YouTubeでも詳しく紹介しています。雨の会場、キャンドルの明かり、SAny.VANで過ごした夜まで、以下の動画でぜひご覧ください。
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動画で楽しむ
26歳からキャンピングカーに乗りはじめて8年目!バンライフ・車中泊について、初心者の頃に知っておきたかった情報や知識を記事で発信しています。平日はスタートアップを経営しつつ、週末は全国へ出かけてます。愛車はモビラボで製造しているバンコン「SAny.VAN」。海の目の前で朝目覚めるのが好きです。








