新人ライターのYurinaです。新型コロナウイルスによる自粛生活が続き、旅に行きたい欲求も膨らんできた6月下旬。とはいえ、まだ人混みには抵抗がある…。ということで、今回は、3密を避けた旅をするべく、キャンピングカーのカーシェアリングサービス「Carstay」を利用して、千葉県に人生初めての2泊3日の車中泊旅をしてきました!この記事は、千葉県に人生初めての2泊3日の車中泊旅記事の第2段です!
>>>1日目「20代女子がキャンピングカーのカーシェア「Carstay」で日産キャラバンを借りて、千葉県へ車中泊旅してきた」の記事を読む
2泊目は、千葉県袖ケ浦市にあるCarstayステーション「成龍寺」で車中泊と「プチ修行僧体験」をしてきました。今回の記事では、私が訪れた車中泊スポット&体験・周辺の観光スポットの紹介と、私が人生初めての車中泊をした感想をお伝えしていきます!
成龍寺は、アクアラインの千葉県側、袖ヶ浦IC付近に位置し、東京・横浜まですぐ近くの袖ケ浦市にあるアクセスが良い場所にあります。敷地は2万坪以上あり、自然豊かで、ご近所の方もよくお散歩に来られる地元ゆかりのスポットです。
成龍寺の駐車場はCarstayステーションに登録されており、日本では珍しい、お寺で車中泊が認められている場所になります。また、このCarstayステーションでは、車中泊のみならず、体験アクティビティとして「プチ修行僧体験」も登録されているため、ただ車中泊するだけではなく、お寺ならではの体験をすることが出来るのが特徴です。
せっかくお寺に泊まるので、私は「プチ修行僧体験」も申し込んでみました!大人1名1000円で、朝夕のお勤め(お経を読み、礼拝する儀式)・座禅・写経がセットで体験出来ます。お寺に到着し、まずは夕方のお勤めに参加させて頂きました。祈願内容をお伝えし、ご祈願頂きます。
その後は、30分間の座禅です。座禅のやり方と、説明をお伺いし、座禅スタート。眠たくなると、警策(テレビとかでよくみる長い木の棒です)でポンっと肩を叩いてくれます。住職の方が「初めての方は絶対眠たくなるので、遠慮なく声かけてくださいね〜」と言って下さり、リラックスして取り組めました。
忙しい日々の邪念を捨て、自分自身に向き合うという貴重な時間を、過ごすことができました。
車中泊するときに困るのが、そう水回りですよね。まず、シャワーは、寺務所にあるシャワーを使わせて頂きました。普段、修行僧の方などが使われているシャワーで、とても綺麗で、ボディーソープやシャンプー・リンスもお借りすることができたのも有り難かったです。また、24時間使えるトイレがある管理棟も近くにあるので安心です♪
そして、この日の晩ご飯は、広い駐車場にキャンピングテーブルと椅子を広げて、外で食べました。道の駅などと違い、Carstayステーションではプライベート間溢れる駐車場で、自由にご飯を食べることができるのが至福の時でした。スーパーで買った千葉限定のカップ麺やお酒・お惣菜を食べました。やっぱり、夜風を浴びながら、食べるご飯は美味しいですね!
高台にあるお寺の駐車場には、夜は誰も来ないので、人目を気にせず過ごすことができますよ。
お寺の朝は早いです。朝6時から、朝のお勤めが始まります。
早起きしてお勤めから始まる朝は、非日常で清らかな気分になりました。少し休憩を挟み、約1時間、写経をしました。筆ペンで書くか、筆で書くかは、選ぶことができます。(私は筆ペンにしました。)
「摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう)」という、大乗仏教の般若思想を説いた経典を模写します。最後には、お願い事を書いて、お寺に納めます。祈願しながら、字を書くことに集中して過ごす時間。手書きで文字を書く機会も減ってきているので、リフレッシュする時間にもなりました。これが全部1000円で体験できるなんてとってもリーズナブルに感じました♪
そんな貴重な修行体験ができる、成龍寺に車中泊する際に、是非一緒に訪れて頂きたい周辺観光スポットを2つ紹介します。
①養老渓谷
養老渓谷は、成龍寺から車で1時間の場所にあります。
養老川によって形成された渓谷で、マイナスイオン溢れる養老川沿いのハイキングを楽しむことができます。
その中でも、1番感動したのは、2階建のトンネルです!昔、作られた手掘りのトンネルと、後から作られたトンネルがあり、出口が二つになってしまったそうです。2階建トンネルのように見える不思議なスポットになっています。緑の光が差し込んでいるように見え、何とも不思議な光景でした...!
< 養老渓谷 >
・住所:〒298-0200 千葉県夷隅郡大多喜町
②千葉フォルニア
成龍寺と同じ千葉県袖ケ浦市にある、女子受け間違いない写真映えスポット、それが「千葉フォルニア」です。
高いヤシの木が並び、カリフォルニアのような景色に見えることから、千葉フォルニアと呼ばれているようです。ネーミングセンスが素敵ですね!
車好きの聖地として知られているだけあって、数多くの車やバイクに乗った方々がドライブしに集まっていました。関東近郊で、アメリカ西海岸の気分を味わえる数少ないスポットですので、ぜひ千葉でバンライフされる際には訪れてみて下さいね♪
< 千葉フォルニア >
・住所:〒299-0268 千葉県袖ケ浦市南袖
今回、初めての車中泊だったのですが、実際に体験をしてみて、正直に「事前にもっと知っておいた方が良かったなー」と思ったことは下記です。是非、これから車中泊を始める方は参考にしてみて下さい!
① 寝るときの環境
初めての車中泊では寝れない人が殆ど…という噂も(笑)
正直、私も2泊とも熟睡とはいきませんでした。もっと、特に備えておけばよかったなーと思ったのは「外の音」と「気候」です。
・外の音
夏なので扉を開けて寝ていたというのもあるのですが、車の音やカエルの泣き声が気になりました。車中泊スポットを選ぶ際に、静かな場所を選ぶのもポイントになりそうですが、全ての周辺環境の情報をネットから得ることはできないので、車中泊グッズとして「耳栓」を持っておくと安心そうですね!
・気候
今回は、6月下旬だったので、正直、暑かったです。ただ、有り難いことに、お借りしたバンに網戸がついていたので、扉を開けて寝ました。ただ、蚊が入ってきたので、虫除け対策をもっとしておけば良かったと思いました。冬は寒いと思うので、夏は暑さ・冬は寒さとその時期にあった気候対策は必要ですね。
② シャワー
車中泊スポットに着いた後は、出来れば再度車を走らせず、ゆっくりしたい気分になりました。ですので、車中泊スポットで利用できるシャワーはあるのか、もしくは近くに温泉や銭湯はあるのか、無い場合、事前に温泉や銭湯に寄ってから車中泊スポットを目指した方がいいのか?を事前に調べておいた方が、スムーズな旅になると思います!
③ 運転
この3日間の旅でお借りしたのは、キャンパーバンでしたが、それでもやはり普段より大きい車だったので運転に不安はありました。そこで、今回は高速道路を使わず、地道を使って、のんびり車中泊旅をしました。山道は走らず、海沿いや広い田んぼ道がメインだったのも良かったです。初心者バンライファーの方は、無理をしないルート設定で旅をするのがオススメです♪
今回は、お寺泊&プチ修行僧体験を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
貴重な体験ができるとともに、人通りがない広い駐車場でゆっくり車中泊をすることができました。日々の忙しさから逃れ、リフレッシュしたい方は、都心からも近い「成龍寺」での車中泊&自然に癒される千葉旅は、おすすめです!
そして、今回初めての車中泊旅ということで、初めてのリアルな感想もお伝えしました。
お伝えしたように、もちろん初心者バンライファーとして、まだまだ不便に感じる点もあるものの、
・移動しながら旅できるという快適さ
・車中泊でしか泊まれないところに泊まれる楽しさ
・キャンプのようなアウトドア感と家のような快適さの良いとこどり
など、車中泊の魅力に気づかされた旅になりました。これからバンライフをもっと楽しめるようにチャレンジしていきたいです♪
是非、バンライフ初心者の方は、カーステイから面白い車中泊スポットを探してみてください!
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