「Tokyo Future Tour」は、2035年の東京を舞台に、自動運転やEVなどの先端モビリティがもたらす「移動」「暮らし」「社会」の変化を、企業横断で描き出す体験型展示です。
Carstayはその一環として、「動く拠点から、未来の“豊かさ”をつくる」をコンセプトに、未来都市で“可動産”となるキャンピングカーの役割を提示します。2035年、都市空間では「どこに住むか」ではなく、「どこでどう生きたいか」を選択できる社会が広がります。Carstayの車中泊スポットと、キャンピングカーのシェアリング・プラットフォーム、自社製造のキャンピングカーが従来の移動・宿泊手段としてだけではなく、都市と自然をつなぐ可動する不動産「可動産」として再定義した未来、EVと自動運転が拡大したときの“動く拠点”となるキャンピングカーの新しい価値、さらに、災害時には“動くシェルター”となる社会インフラとしての役割も強調し、人と地域、自然と都市をつなぐ新しいライフラインを提案します。
出展ブースでは2035年の“可動産”がもたらす生活シーンを描いた「Carstay2035」のコンセプトアートの展示、実際の車両を用いた疑似体験、キャンピングカーの新しい価値を体感することができます。
Carstayは、2030年代の日本において、観光・宿泊・災害対策・再生可能エネルギーと連動した“動く拠点”の社会的需要が拡大し、バンライフ/車中泊市場が約5,000億円規模に成長すると予測しています。今回の展示では可動性・未来性・持続可能性の3つを軸に、“可動産”となるキャンピングカーが都市と自然をつなぐ新しいライフスタイルを創出し、さらに非常時には“動くシェルター(避難所)”として社会インフラを補完する可能性を提示。“可動産”や“動く拠点”となるキャンピングカーは「普段は旅と暮らしの豊かさを生み、非常時は人の命を守るシェルターになる」という二重の価値を持ちます。
Carstayでは、災害時の備えや、観光における快適性を高めるための取り組みとして、最短2時間でハイエースをDIY(自作)で可動産・キャンピングカー化できる組み立て式キット「SAny.KIT」の普及も進めています。普段は旅行やレジャー、リモートワークの拠点、自宅の別部屋としても活用できる快適な可動産キットです。
「SAny.KIT」は必要最低限のものだけを車に装備し、「旅をしながら暮らす」という新たなライフスタイル「バンライフ」を概念に、現在のキャンピングカー市場の「高価格」「長納期」「高いDIYの難易度」などを根本から覆す、誰でも手頃な価格、簡単かつ短時間で、車内を簡素な車中泊仕様に改装し、「誰でも可動産/キャンピングカーを所有できる世界」を目指し、Carstayが開発しました。
能登半島地震のような災害時には迅速に「移動できるシェルター」として地域を支え、平時には「観光をより豊かにするインフラ」として機能します。Carstayは、観光と防災を両立する新たな社会インフラの形として、車中泊文化とその利用環境の拡充を提案しています。
<< Carstay出展エリアに関する概要 >>
◆ 展示期間: 2025年10月29日(水)~11月9日(日)(29~30日は報道関係者向けの公開日)
◆ 会場: 「Japan Mobility Show 2025」東京ビッグサイト内
『Tokyo Future Tour』エリアの「FUTURE OUT-DOOR LIFE」(西展示棟1階・西2ホール)
◆ 出展内容:
① EVキャンピングカー「moonn.」実車
② 組み立て型車中泊キット「SAny.KIT」体験展示
③「Carstay2035」コンセプトアート公開
④ 来場者限定のノベルティ配布
また、10月31日(金)に「Startup Future Factory」エリアで開催する「Pitch Contest & Awards」にCarstay代表取締役の宮下晃樹が登壇します。(11:20~11:30の間に登壇予定)
「Japan Mobility Show 2025」の来場者は100万人以上が見込まれており、Carstayは都市生活者や未来技術に関心を持つ層に向け、自社のビジョンと社会的意義を提案してまいります。
報道関係の皆様からのCarstay出展エリアのご取材を賜りたく、ぜひともよろしくお願い申し上げます。
※バンライフ: 車を通じた旅や暮らしにより“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。
■ 国内初のEVキャンピングカー「moonn.」に関する情報は以下プレスリリースをご参照ください。