時間や場所のしばりがない「バンライフ」。自由度が高いため、キャンピングカーや車中泊仕様の車をご利用いただく際は周囲へのマナーを意識することが必要です。
今回は10項目ご紹介しますので、ご確認いただき、是非、みなさんの楽しいバンライフにしてください!
「迷惑をかけない」「周囲の人に思いやりを持つ」そんな意識をもちたいものです。気持ちのよい旅にするためにも、周りへの配慮は忘れずに。
出会った方々に感謝を伝え、旅をする際の配慮を常に意識しましょう。「ありがとう」「〇〇してもいいですか?」一言の声かけも旅中のコミュニケーションとなり、トラブルを減らすことに繋がります。
「暑い」「寒い」という理由でアイドリングしたり、「泊まる場所がない」からこそ、泊まっていけないところに長く駐車してしまいます。目的地や経由地を決めたら、安全に滞在できるように事前準備をしておきましょう。
車中泊する場所はできるだけ「Carstayステーション」や「RVパーク」などの車中泊専用の施設を活用しましょう。電源や、貸出機材などその施設独自のオプションもありますのでぜひ確認してみてください。
これらの施設は、最低限の休憩、仮眠をするためにある場所です。連泊、長時間滞在はしないようにしましょう。連泊をご希望の方は、ぜひCarstayステーションをご予約下さい。
高速道路のSA、PAや道の駅などの駐車場ではキャンプ行為は絶対行わないように。
たとえば、テント設営、椅子、テーブルを出したり、キャンピングカーのオーニングを出したりしないようにしましょう。
早朝や夜間に大きな音や声を出すことは、周囲のかたの生活の妨げにつながります。やむを得ない場合を除き、大きな音には注意しましょう。
ドアを閉める音、話し声、オーディオなどの音楽など、車中泊をしているとどうしても音が出やすくなります。深夜、早朝など時間帯によっては、その音がトラブルのもとになったりします。周りへの配慮、心配りをして楽しい時間を過ごしましょう。
どうしても音を発してしまう場合は、車中泊する場所のまわりがあまり音を出しても気にならないような場所を選択して旅程を組むことをおススメします。可能であれば、その施設に確認するのも良いでしょう。一番奥の駐車スペースなど、音が気にならない場所があるかもしれません。
Carstayステーション、RVパーク、公共施設など、施設の種類によってルールは異なります。滞在する際は、各施設のルールを確認し、楽しく旅をしましょう。
多くのユーザーさんが楽しみにされているのは焚き火やBBQです。そもそもできるのか、直火はNGなのか、焚き火はできるけどBBQはできないなど、ルールは様々です。事前に施設に確認をとりながら、トラブルのないように楽しんでください。
ユーザーさんの中にはわんちゃんを飼って同伴旅行を楽しむかたもいるかもしれません。車両がペット利用可能であっても、施設としてOKかどうかはぜひ確認してみてください。外のエリアはお散歩可能でも、中の施設は使えないことがあります。ワクチン接種確認や、トイレの処理の問題も確認してみてください。
広くて停めやすいから、という理由で車いすスペースに駐車するのはやめましょう。所定の場所に駐車・停泊をするのがルールです。
大型のキャンピングカーの場合などを除き、大型車の駐車スペースに車を停めるのはNG。本来停まるべきトラックやバスの駐車の妨げになり、トラブルのもとになります。
各施設、所定の場所に停車・車中泊をお願いします。駐車する際にサイズ違いなど不都合があれば、現地で確認をとりましょう。
Carstayステーションには、駐車場所の目標となる白色のロードコーンがありますので、ロードコーンの場所に駐車するようにお願いします。
「夏場はエアコン使いたい」「冬場はヒーター使いたい」「どうしても電気が欲しい」などの理由からアイドリングをしていることが多いです。
非常時以外はエンジンを止めて、アイドリングしないようにしましょう。
施設の電源コンセントを無断で利用するのはやめましょう。一部のCarstayステーションでは有料で電源コンセントを借りられる場所もありますので、ご希望の方はぜひご確認ください。
高速道路や有料道路のSA、PA、道の駅にゴミを持ち込んで捨てるのは不法投棄です。ゴミの捨て方で旅人がその現地でどのように見られるかを意識しましょう。
一部のCarstayステーションでは有料でゴミを捨てられる(引き取ってもらえる)場所もありますので、ご希望の方はぜひご確認ください。
細かいマナーを挙げ始めると多数あります。最低限のマナーとして、周りへの配慮を念頭に置き、気持ちよく旅先で楽しい時間を過ごしてくださいね。
たくさんのひとが、各自のスタイルでバンライフや車中泊旅を楽しむようになりました。だからこそ、ルールを守り、マナーを意識することがこれまで以上に大切になります。
バンライフはみなさんの善意があってこそ継続できます。出かける前、旅行中、常に自身のマナーと配慮を振り返りながら、楽しいバンライフをお過ごしください。